午前様。

仕事で一日中麻布のスタジオにコモリッきり。
とはいえ自分はスタジオエンジニアさんが5.1ミックスしているのを観ているだけ。
仕込み中暇を持て余し、近所のビデオ屋を覗く。
外人の客に英語で応対している店員が何故か鼻につく。
いや、良く見れば店頭の商品も「トレンディ」（この未だ'80年代っぽい匂いの薄っぺらさ！しかし逆に'80年代の作品は綺麗に店頭から消えていた）な商品ばかりだ。
中古コーナーにも気になる品はなし。
近所の住民は一体、『ビッグバッドママ』とか『サンゲリア』という映画がこの世に存在していることを知っているのだろうか？

帰りのタクシーの中、プロデューサーと麦酒を飲み交わしながら話す。
『破壊王』製作当時の話を聴いて感慨に耽る。
御託はいいから早くDVD出しなさい！