2012-01-01から1年間の記事一覧

Warning Sign

『バイオ・インフェルノ』を観る。 中学生時分、地元藤沢駅の北口バスターミナルに存在した小ビデオレンタルチェーン、「プラザ21」で購入。この店は一階がアニメや邦画を含む一般作品、二階がアダルトという構造。ホラーブーム終焉後だったとは言え、この店…

久々。そして最新監督作品。

川崎ハロウィンと協賛し、『スリラー』のオマージュ作品を監督しました。 ショートバージョン先行公開中!! http://www.youtube.com/watch?v=gbuYwzqOq4g マイケル・ジャクソンもゾンビも特殊メイクも大好物。こんな企画、ほかの監督には渡せない!

この手袋に手を通したもう一人

全く、久々に世界の腐りっぷりを、身の回りに転がる無関心を、メディアを通してでなく生でぶつけられた。 自分が作る動機ということについて書いた翌日に、早速手痛い形で思い出させられたというわけだ。何で自分がああ言った作品を作り続けるのかを。 虐待…

No Retreat

心が不安定な時期というのは何をしてもうまくいかないような錯覚に陥るもので、今現在まさにその渦中にもまれて何が何やらわからぬ毎日を過ごしている。 対外的な大きなイベントを今月中旬に控え、その先の五月にはもう次の大型仕事が薄ぼんやりと見え始めて…

振り下ろすがいい―覚悟が出来たなら。

完成披露試写会は、それ自体がまるで幼い自分が見た夢だったかのような、嬉しい時間だった。そのことについてはツィッターでもフェイスブックでも書いたので、ここでは別の話。 今までの人生で、何回もあったこと。 夢が自分にインスピレーションを与えてく…

新しい終わり

完成披露試写会前日。 色々な想いが渦巻く。 この作品が引き寄せたものと、そうでないもの。 突破できた壁と、いまだ聳える壁。 自分が作り出した瓦礫から新しいものを作り出すほどに、自分は懐古的ではない(と思いたい)。 だから、新しい物語を語ろう。ず…

あの時のキス

ゆうばり上映前日である・・・。 一緒に映画祭期間を行脚してくれた友人を映画上映会場に残し、一足先に宿に戻る。風呂と夕食をササッと済ませ、落ち着いたところで明日の予行練習。 周到すぎるのかもしれないが、上がり症の上に喋り下手なのでしょうがない…

ジェイムス・ホーナーの音とは思えぬ

『世界侵略;ロサンゼルス決戦』を観る。 冒頭の畳み掛けるパニックの奔流には、感情をわしづかみにされて涙まで流したのに。後半〜クライマックスはご都合主義の嵐、偶然が勝利に関与しすぎ。唐突に敵の弾に当たらなくなる主人公たちにもイラつく。それって…

Not of this world

本日は、 『葬儀人 アンダーテイカー』のチラシ、ポスターが仕上がってきた。・・・エクストリームリークール!早速ゆうばりに送りました。 公式ホームページの試験版が上がってきた。これまたグレイト!刺激されて新しいHPアイディアがポロポロと。 世界最…

好き嫌いはいけません

昨日よりヤフーオークションでのビデオ販売を再開。 ここから3月頭までは作品『葬儀人 アンダーテイカー』の売り込みに掛ける以上、純粋な収入はこのビデオ群に担わせることになる。 今日から先、コレクションの中から一日一本、思い切ったタイトルを出品し…

隔離が物語を減速

「蛾」がひとまず自分の納得の行くレベルまで達したので、残るは車消しカットに残った消し跡消し(ややこし)と、エンドロールのスピード調整。 いよいよだ。本当にいよいよだ・・・。 『クアランティーン2』前半の飛行機描写に、自分が『デッド・フライト…

Stand by myself。

『マクト』のときも『ストップオーバーステーション』のときも体験したのだが、映画製作上のゴールまであと少しというところになると、胸中がざわざわするというのか、常に心臓が1.5拍早めに打っているというのか・・・兎に角居ても立っても居られなくな…

糞の上に糞が乗る。

渋谷のゲオが50円レンタルをやっていることを知り、ツタヤではどうもレンタルするに至らなかった作品群をまとめてレンタルすることに。 期待の新作『新・トレマーズ』、本ブログでも褒めた『ブラディ・ヴァンパイア』のオブロウィッツ監督作品『キラー・シャ…

沈黙の夕焼け

監督した映画作品の最終音楽打ちあわせのため、そしてHP制作の打合せのため、藤沢へ赴く。 そして、ここ何年間かずっと感じていたつかえ感の正体に、帰りの電車の中でふと気付く。 自分は、大切な友と会うたびに、くだらない(これは、本当の意味ではくだら…

・・・までが遠足です。

ただいま。 本当に、長い旅に出ていました。 今の自分は、その旅で手に入れてきた宝物を、 磨き、組み合わせ、時には拾捨選択し、 中学生の自分に認めてもらえるような作品を、 あの当時のビデオショップの棚に相応しい商品を、 生み出そうとしているところ…