2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

現実逃避はバンダナ逃避

駆け込み乗車で上映終了直前の『プラネット・テラー』を観る。 大学時代に『ファントム』を観て興奮した直後の脱力感を味わった新宿武蔵野館での鑑賞。立地のためか、平日夜九時からの上映に関わらず客入りは悪くない。15人前後というところか。 作品自体は…

激惨!地獄の大空港

自分は現在長崎と上海を又にかけた企画(テレビドラマ)に携わっているのだが、昨日巨大なる問題が発覚。入り組んだ制作体制が災いし、情報の一方通行が常態化した結果、中国での就労ビザが取れていないことが昨日判明したのである。 明日には上海へ向けて飛…

〜吸血蚊人間〜

最低の邦題/副題でリリースされたB級SF最近の期待株『キラー・モスキート』(『原題MOSQUITOMAN』。こちらも酷い)をレンタル/鑑賞。 監督は『ハードカバー 黒衣の使者』で寵児となり、長いブランクを開けた後ダカスコスのケレン味アクションだけは楽しめ…

「俺は、今では、伝説の怪物なのだ。」

師匠に頂いたDVDで『地球最後の男』('64)を観る。 『恐怖城』を始め様々なゾンビの原型を観てきたが、その極北であり、最終的に同ジャンルが帰り着く(べき)場所とは本作だろう。 舞台的で大仰な演技が多いヴィンセント・プライスとは思えぬ「普通の人…

しかしこのタイトル・・・

つい最近日本でもリリースされたのだが、人間と異種生物を融合させた怪物が襲う(物語的に繋がりはない)『スネークマン』『モスキートマン』『シャークマン』(三作とも原題)三部作の予告編をネット上で鑑賞。 やばい。 『スネークマン』は八岐大蛇みたい…

SMELL of DEATH

実録趣味とタラちゃん影響下の日常バイオレンスが妙にマッチした怪作(最近この呼び名に足る作品がとみに減っている気がするが)、『キル・エビル』を観て、久しぶりにB級の魅力に触れた。次いで観た巨大化雷魚大暴れ映画『スネークヘッドテラー』でも撮影…

め が ね

『めがね』を観る。 同監督作品には初めて触れる。 予告編、また前情報から期待していた内容、雰囲気は十分に堪能。この事前イメージと作品内容の齟齬の少なさは驚異的である。 時間の流れるスピードは均一ではない。そこにあるのは主観のみ。 ああ、「いい…