2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

惜しみなく愛は奪う

『愛すれど心さびしく』(’68)を観る。 何がしか心に引っかかる出来事が実生活に起こるたびに、この作品を引き合いに出してしまいそうな、そんな映画。原題は「愛は孤独な狩人」。 そうなのだ。我々はいつも自分のことで精一杯で、ついつい黙した人を相手に…

アイズ・フォー・ノスタルジア

ふとしたタイミングで、以前棲んでいた大泉学園を通りかかることがある。 それは仕事仲間と乗り合いのロケバスの車窓から見る景色であったり、友人の助手席に座り、当てのないドライブに出た帰りのことであったりする。 改めて思い返すに、就職という大きな…

キング・イズ・アライヴ 

PV監督の下に付いた短編映画作品も一先ず終わり、またぞろ風邪っぴきの仕事明けである。鼻をすすり、咳き込みつつ伏せる。一昨日は精算と共に我が企画書群をプロデューサーに預けてきた。仕事にかこつけて売り込めるのはフリーの特権か。相性はまずまず。…