2011-01-01から1年間の記事一覧

高いところを飛びたい。

今日はジョン・ウォーターズ作品中最も好きな『PECKER』の主題歌が脳裏に突然蘇り、急遽連続拝聴する。 以下がその歌詞。 『Happy Go Lucky Me』 Paul Evans I can laugh, woh-oh-oh, when things ain't funny Ha-ha-happy go lucky me, oh yeah I can smile…

タイトルが適当な理由

クライヴ・バーカーの『ヘルゾンビ』は酷い。 開巻10分はとても良質なトワイライトゾーン風味を味わえたのだが。 現実が色を変え、新しい価値観に与しなければならなくなった人々の孤独感―それ以外に見所のない作品。そしてその価値観の組み立てが甘すぎる。…

サバイビング・ゲームだよ人生は。

掛け値なしの娯楽作品を連作していた時期のアーネスト・ディッカーソン監督作品、『サバイビング・ゲーム』を改めて鑑賞。 キャラの描き分けが出来ているこの気持ち良さ! だから、こういう中規模予算作品を作りなさいよ。 なんて言いつつ、作業中の気分転換…

残念本

荒木飛呂彦氏のホラー映画解説本の発売を知り、早速本屋で探して立ち読むも数ページで激しく落胆し、購入を取りやめる。 彼のマンガからは殆ど憧れにも近い他表現ジャンルへの愛情が伺えるが、それが全然内容に現れていない。 「この映画のこんなところが評…

二度と明けない夜(もしくは、白けた昼間)

リー+カッシング主演の『デビル・ナイト』('72)を観る。原題は『Nothing but the night』。「真の暗黒」とでも訳すか。 本作のビデオは確か大学一年当時、湘南台の安売王で購入したもの。手に入れてすぐに鑑賞の機会があったが、開巻20分ほどで淡白な語り…