2009-01-01から1年間の記事一覧

ああアヴァター・・・!

アバター寝坊しました。はい。 六本木シネマズのチケ予約までしたのに〜! 昨夜遅くまで景気づけの続きをしていた結果がコレである。 あの後クライヴ・バーカー・プレゼンツ『セイント・シナー』を観ていたのだ。 どうやって(どのような映像効果で)ラテッ…

映画への憎悪

作品中に映画欲がはちきれんばかりに増大したため購入したブルーレイ『ダークナイト』を観て、高解像度嗜好が高まる。 そしてクランクアップ/清算終了の勢いのままレンタルしてきたブルーレイ『GIジョー』で見事にその勢いは殺がれ、更に口直しにと鑑賞した…

He knows you are alone

予定していた次の仕事は、断った。ということは、不安は的中したということである。予算・スケジュールがない上に監督が腑甲斐ない作品・・・わかっていて手を出すほど馬鹿ではない。 今現在進行している某国営局子供番組内ショートドラマシリーズも、崩壊寸…

キルミー・ソフトリー

何だか「良作」のレッテルを貼られた未公開SF『エイリアン・レイダース』を観る。 これは観客が観たいものがさっぱり理解できていない激凡作。 閉鎖された夜中のスーパーマーケットが舞台なのにも関わらず、そこに陳列してある膨大な商品を生かさないでどう…

また、あの駅で会おう

ブラジル映画『セントラル・ステーション』('98)を観る。 人と人との繋がりを、とても慎重に描いた作品。識字率のとても低い地域で「露天代筆屋」という職業についている老女を主人公にしたこの映画。 乱暴な言葉の飛び交うこの作品が持つ温かさの源泉はな…

ほら、虎がいる

人形をテーマにした短編ホラー脚本を書きながら、自分の怪奇嗜好について一考。 『キンドレッド』(’87)というミュータントホラーがある。ビデオというメディアがレンタル店から姿を消した現在では、もはや中古ビデオ店のホラーコーナーに求めるしかないよ…

どう生きたか。

ドキュメンタリー作品『A』を観る。 「集合」対「個」という図式が目の前にあったとき、ほとんど反射的に自分は「個」に肩入れしてしまうことを、改めて知った。また、成長の過程において、自分は多くの場合「個」のほうであったことも、思い出した。 作品に…

気づいたこと

古いB級映画を観ていると、スターが無名時代に関わっていた作品を発見することがあり、これがB級鑑賞の楽しみでもある。 例えば陰鬱な雰囲気が最高な怨霊バエ大量襲来映画『フライショック』にモスデフがフイーチャリングされていたり、屈指の未公開クリーチ…

頼むから解説してください

式を無事終え、次の仕事も決まる。 作品合流までの期間をどうしよう、ってんで、書き溜めていた脚本を整理/書き足している。 合間にいらぬビデオを出品したり廃棄したり、整理する。結婚式を期に奥さんが家に友人を呼ぶことを解禁したので、ちょっと早いが…

6フロアーズ・トゥ・ダウン

『ダーク・フロアーズ』(08)を観る。 フィンランド初のホラーだというポイントには全く気がつかず鑑賞。本編を観終わるまで完全にハリウッド作品だと思ってた。・・・それこそ近年の諸国作品が陥っている泥沼なのでは。 ドイツ『デュカネ』や本作、大予算…

黒い窓と白い顔

等間隔に続く黒い正方形。上下にも、左右にも。きっと巷に工場製品が溢れ出した頃だからこそのそういったデザイン。 今日も、あの窓に目をやってしまった。 瀟洒な公園を背後に聳えさせる、普段の自分ならけして近づかないだろうレストランに通うようになっ…

閉塞感が大事。

『デュカネ 小さな潜水夫』を観終わる。『墓地を見おろす家』も読み終わる。 自転車に乗った兄弟が夏休み、祖父の持つ掃海艇へとひた走るオープニングが爽やかで期待させるが、『デュカネ』はお金のかかり具合(=世界的成功を求めるスポンサー)を意識しす…

雨にもマケズ

『えじき』『アイアムオメガ』を観る。 両作とも特殊効果のデザインや基本的演出には間違いがないが、脚本段階で分かるはずの失敗を犯している。前者は序盤の伏線を後半忘れるのでもう言語道断。後者はゾンビ映画のはずがクライマックスは人間同士の格闘。そ…

今度は戦争だ。

ヴィンセント・ドーンの遺作『ゾンビ2009』を観る。 ドーン監督といえば『ロボコップ』に対して『サイバーロボ』を、『ゾンビ』に対して『ヘル・オブ・ザ・リビング・デッド』を放つという一生贋モノを貫いたイタリアの鉄人であるのだが、本作では『エイリア…

バーカーが気持ち悪く老けててビックリ

新潟より無事帰り着き、家でゴソゴソと脚本を書いたり映画を観たり。 様々な想いはあるが、葬儀は滞りなく終了。親戚がいてくれることを有り難く思う気持ちを土産に帰ってくる。 二ヶ月近く映画を観ない生活をしていたもので、気付けに『ミッドナイト・ミー…

両手一杯の

大体において、「故郷」という言葉から想起される場所が唯一箇所という人間も少ないのではないだろうか。 自分にとってもそう呼べる風景は幾つかあり、生まれ育った場所である藤沢(この中でも、その景色は繁華街、中学校付近、高校付近など幾つかに別れる。…

鮫駄目

結構な高回転を記録したらしい未公開鮫映画『ブルーサヴェージ』を観る。 CGは確かに悪くない。ガクガクと揺れながらジェットスキーを追うカメラワークに上手くCG鮫を乗っけてる。水しぶきや爆発など鮫以外も上手いこと表現・・・が、ストーリー/キャラがま…

ブランドニュー

人生二つ目の正式セカンド仕事を無事終える。 サード時分は辛かった早朝出勤も、終日仕事の上の会社泊も大して苦にならない。そうすると自分は人との接触を軸とした仕事がすきなのだ、改めて思う。以前の自分は強度の引っ込み思案で、進んでコミュニケーショ…

さあ、仕事に行こう

久々に手応えを感じながらパンチを繰り出している。 って、脚本/企画を書いているのである。 どこにも無かった肌触りの崩壊後世界を。そして人間の生き死にを感じられる物語を。 この企画をキックスタートできたのは、久しぶりに顔を見た親友の言葉があった…

プレデリアンの名称考えた方、悶死してください

久々にジャンル大作『AVP2』を観る。 監督が兄弟監督だからってわかり易く人間側主人公が兄弟という気持ち悪さを除けば、予想外に結構落ち着いて観れる一作になっていた。 画面が異様に暗くてプレデターが何をしてるか分からないシーンが多数あったが、ま、…

It’s alive!

随分長いご無沙汰ですいません。 生きてますったら! 一月後半からは、ハリウッドでも監督作のある某ホラー監督とNHKの子供ドラマの仕事。 さーどう攻めようかな。