2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

邦題は『ロードキラー』

ここのところ、特記すべき作品に巡り会わない。 『ジョイライド』がジョン・ダ−ルの職人手腕によって、素晴らしい佳作(矛盾?)になっていたことが嬉しいくらいだろうか。新しさがあれば『ジーパーズ…』に匹敵する。演出力は問題がないのだ。恐怖醸成にも間…

狼男モノ久々の…

昨日今日と分けて観た作品『The BEAST WITHIN』は、非常に’80年代的な秀作だった。 フィリップ・モラ作品の中では、(未見の作品も多いが)恐らくこれが最高作なのだろう。作品中で気付いたこと、まず映画で大事なのは「何に寄るか」ということだ。「寄り…

B級 is dead

『ムーン44』『スパイダーズ』という、どうしようもない2作品を観た。 予算は掛かっている(同種作としては掛け過ぎているくらいだ)し、演出も基本ラインは問題無し。だが、前者はそのストーリー、後者は演出の根本に観客の興を大きく削ぐ何かがある。 …

動機を探せ

改めて、映画に限らず脚本に絶対必要なのは主人公の行動や取り扱う事象(戦争、災害、etc.)など物語のメインファクターへの説明、理由付けである、と寝起きのシャワーを浴びながら気付いた。 主人公が相手のどんな所に惹かれたか、という説明の無い恋愛映画…

ぐががががが

休日出勤中にスタッフルームのプリンタが死んだ。 ファッキュー(from 『MONSTER BEE』)。

『サンキュー』

昨晩、ゴーイングアンダーグラウンドを聴きながらの夜の資料探し(チャリンコ古本屋回り)中、とても久しぶりにだいじな旧友から連絡がある。 昨日の日記書いたあとすぐだったのでびっくり。 「ミュージック・ライフ」’84年4月号 S・キング他の『ショック・…

蝉の幼虫のように

企画書をとある辣腕プロデューサーに預ける。 一ヶ月間。 一ヶ月の間、自分の作品『羅眼』の売り込みをしてくれることに。 祈る。 自分と縁遠くなってしまったたくさんの人々に、自分の声を届けられるように。

バトルキャンプ

ここ二週間くらい駄目ビデオで痛い目を見ていない…と思い立ち、近所の投げ売り店へ。 一応『ジャッカ−』や『コールド・ヘブン』などの中和剤を押さえておきつつ、本当に駄目そうなものを物色。とはいえ’80年代の戦争モノや刑事アクションなど今更感想を書…

シン=罪

『シン・シティ』を観る。 この作品に関しては、予告をネットで観た時から「アレやべえ!」を連発して知人に触れ回っていた。 白黒画面に部分的に着色する、というのは「画面により深く監督の意図を封じ込める」ための手法としては王道であるし、黒澤明など…

GOOD DVD

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記』のDVDを買う。 今DVD安いよなあ…これなんて2000円。メイキングまでついて。 前回買った『バタリアン2』が最低だっただけにビクビクしながら観たけど、これは優良商品。字幕は新たに訳しなおされてお…

BAD DVDs

研究対象として『バタリアン2』『エイリアン2完全版』のDVDを買う。 両方とも安価で発売されたものだが… まず『バタリアン2』の音声の酷さには怒りを覚えた。 サウンドトラックは確実に日本公開時/ビデオのものとは別物(アメリカ公開バージョン?)…