SMELL of DEATH

hellbeyond2007-10-12

 実録趣味とタラちゃん影響下の日常バイオレンスが妙にマッチした怪作(最近この呼び名に足る作品がとみに減っている気がするが)、『キル・エビル』を観て、久しぶりにB級の魅力に触れた。次いで観た巨大化雷魚大暴れ映画『スネークヘッドテラー』でも撮影やCGに手を抜かない、お約束を完全に踏襲という『キル〜』とはまた別種のB級妙味を味わった。
 只、後者は水中での襲撃シーンを見せる際、前後の関係性の無い「何かが起こっているカット」を短く畳み掛けることで誤魔化すという'80年代的適当描写が気になりはした。水中に没していく腕や足のカットでシーンを終わらせるという所まで『バラクーダ』まんま。
 

 それはそうと、今朝は起きてこの方『ゾンビ3』の激萎えセリフが頭を回る。
 墓所でいちゃつく母と恋人のところへやってくる息子。


息 子「(拾った布を手に)お母さん、この布」
 母 「どうしたの?」
息 子「・・・死の匂いが」


 齢10歳そこそこで死の匂いを嗅ぎ分けるな!