got by the spider-web

プロデューサーとの間で繰り返す不毛すぎる本直しに呆れ果て、カンフル剤にと初見のハリウッドメジャーを観ようと思い立つ。
観たのは『スパイダーマン２』。
『Ｍｒ．インクレディブル』を観た後でもその存在価値が認められるヒーロー映画って、天文学的に希有だと思うがどうか？
兎に角その脚本の素晴らしさに涙が出た。
この物語の主人公は全員行動原理が見事に明らかにされている。
そしてこの脚本家は、その「行動原理」を描くことを映画の主軸（売り）にしてはいけないことも良く知っている。これをやり出すと話が転がせなくなるんだよね。
東映の方々は一生なんか二時間ドラマの匂いのする予定調和（実はそれにすらなってないんだけどね）作ってれば？

ところで今回の作品で、とあるインディペンデント系のプロデューサーと知り合った。
この人に企画をいくつか持っていこうと思う。
あ、もちろん東映のにももってくから、ご心配なく。
でも東映からデビューって絶対大成しなそうでやだなあ（笑）。

ちょっと愚痴っぽい日記になっちゃったな。申し訳ない。
お詫びに次は久々に購入したB級SFマイケル・パレin『フィアー＆デッド』か昨日の『ディープ・ブラッド』のレビューでも書きますよ。