DEADLY BLUE
気付くと、4月の頭からこっち一本も映画を観ていないことに気付く。
『クリープショー2』の一話『いかだ』が突然観たくなってビデオを引っ張り出したりはしているが。
相変わらず家には未見ビデオの山。今日は撮休、上司も早々と帰ったので、こっそり帰って映画でも観ようか。
…なんて考えていたらセットで捕まって水拭きに駆り出された。早々に退散する予定だったが、やり始めたら自分の中での区切りがつかなくなり、結局全部屋一人で水拭き終了。畳を拭きながら、主人公の気分を味わう。帰属意識のない場所を掃除するということ。
泥の中でもがいているような、前後不覚な霧の中を歩き続けているような、焦燥感。
属するべき場所を探しているわけではないけれど。
次作品の仕事の話が決まった。久々の劇場用ホラー作品である。
和製ホラー小説の雄と称される某氏の原作を基にした学校もの(非「学園もの」)。特殊造型ありの内容ではあるが、基本的には内向的な心理劇。
個人的にはやっと正規の形で「セカンド助監督」へと以降出来たことが嬉しい。
そろそろ腰を上げなければなあ。
お尻が痛くなってきたから。