チキンポック大会。

hellbeyond2005-01-23

久しぶりに音楽を聴いて鳥肌が立った。
って新曲では無いのだけれど。
先日地元に戻った時にMtvとspace showerを4時間分撮り溜めてきて、それを掛けつつ自宅作業などしているのだけれど、作業をする手が停まった曲が二つ。


一つは洋楽。BLOC PARTYの「HELICOPTER」って曲。普通のメロコアっつーかロックなんだけど、ヴォーカルが黒人だった。しかもタイトなTシャツなんか着て普通にエレキギター抱えて、白黒だから色はわかんないけど、何かその佇まいが良かった。撮ってる方も黒人だってのは全然意識して無い風に撮ってて…。
まあ、鳥肌はこちらではありません。これもカッコよかったのだけれど。


中村一義の「キャノンボール」。'02年のアルバム、『100s』のド頭の曲。
歌詞が良すぎるのよ。
最初に歌詞で感動してるとまた周囲に餓鬼だなんて言われそうなんだけれど、ホントに。
「そこで愛が待つゆえに/僕はゆく/僕は死ぬように生きていたくはない」って。
ああ、そうなんだよ。この感覚。音楽って即時性の感動に僕が求めるのは。
…あ、鳥肌。


そうそう。音楽と言えば、ジョン・ウォーターズの『PECKER』(邦題は酷すぎるので書きません)を観て、…本編も何かしようしようと思って中々出来ないで、結局何もしない人たちに「馬鹿じゃないの?/構えるな/いいから、やれ」って素晴らしく希望のある映画だったけど、このオープニング/エンディングに掛かるポール・エヴァンスの「happy go lucky me」って曲、…マジでいい曲です。歌詞はここにあり。
http://www.webfitz.com/lyrics/Lyrics/1960/861960.html
歌詞もとてもいいのだけど、これは是非聴いてほしい。
エヴェンスの笑い声が、本当に愉快そうで…泣ける。


最近やっと良い音楽に出会えるようになって、とても嬉しい。
映画の現場とプライヴェートの板挟みで何も探すことが出来なかった(と言い訳していた)時期の分まで、今は吸収したい気分です。言わばajianさんとは逆の時期かもしんない。
いや、勿論作ることは続けるけどね。