サバラスいい…。

hellbeyond2005-03-11

刑事コジャック』世代ではない僕的には『新・エクソシスト』の禿悪魔位しか印象になかったテリ−・サバラス。でも今日観たメキシコ/アメリカ合作の『怒りのボーダー』は良かった。
退職が近い国境警備隊の禿オヤジが、ほとんど人身売買の悪どい越境を生業とする「渡し屋」と悪徳所長に鉄槌を下す佳作'70年代アクション。中は少々たるむけど、頭の壮絶カーチェイス(撮影技術はほんと高かった…朝焼けの中砂漠を走る越境用トラックのショットなんて震えが来た)、超映画的にサバラスが「国境を越えていく」ラストは、倫理的に見れば少々引っ掛かるものの、その勢いが気持ちいい名シーンになってました。
サバラス演じるク−パーは、悪い渡し屋は容赦しないが頑張って砂漠を渡ってきた越境者はみてみぬ振り。
真剣に国境を見張る新人を横目に、オンボロ覆面パトで朝寝なんてお茶目なシーンも。いい味だなあ。
というわけで今日の画像は新人の若造に教えを説くサバラス小父。


明日はメインアフレコ!
谷田部裕規を大泉に呼び寄せ、某アフレコルームに籠って録音してます。
だから、明日の夜は携帯出れません。
宜しく。