Say hello to the world.
昔世話になった助監督の先輩から電話があり、久しぶりに朝まで飲む。
ただ酒は旨いものである。
しかしその人のうちに場所を変えて、最近そのひとの知人のために撮ったというPVを見せられて、適当に答えておけばいいものを自分は正直に感想を言ってしまった。
ああ、自分はまた、ただ酒を飲ませてくれる人をひとり失ってしまったのだろうか。
自分的には、やっとその人自身の意思で作品を創り始めた人に、「よくここまで辿りついたね、おはよう」という意味を込めての祝儀的なことを喋ったつもりだったのだけれど、その意図が伝わったかどうかはわからない。
伝わってればいいなあ。
自分に向き合い始めた彼にとって、ここからが正念場なのだから。