浸透圧
しんとう-あつ 【浸透圧】
「半透膜を隔てて溶媒と溶液をおいたとき、溶媒の一部が膜を透過して溶液側へ移動することによって平衡に達する。その際に両液の間に生じる圧力差。その大きさは溶液の濃度差と絶対温度に比例する」
今日から年末年始の休みに入っている。
APの方も2日くらいまで海外で豪遊(かしらんが)行ってくると言っていた。
恐らく仕事始めまではゆっくり出来るだろう。
それまでに自分の脚本を進めたり、色んなことに焦点を合わせる生活をしたい。
色々とっ散らかっていた自分の身の回りに最近やっとひとつの基準らしきものが生まれ、整理したり改心したり再確認したり。
そんなことをしている最近、本年中の自分の遍歴を振り返ろうと、日記を読み返した。
関わった作品5作品(内2作品未製作)、完成した自分の作品一作、劇場用脚本を一本gryewと共作した。今年は一本も仕事でTVの作品に関わらなかったせいか、結構充実して感じられたなあ。というか単純に仕事の面で言えば、一年の内にこれほど大きな動きがあったのは初めてかもしれない。いろんな人と喧嘩した。仲直りもした。何かでも何故だろう。そういう人の中に、自分の作品が作れるようになったら仕事をお願いしたいなあ、というひとが結構いる。
対話や関係することが好きなのかなあ。自分。
ま、少なくとも輪郭がはっきりとした人間が好きというのは言える。
自分の中に異物が流れ込んでくるということについて、最近良く意識する。
映画を演出するなら、それを拒否してものを作ることは出来ないだろう。一人で映画は作れないのだから。
圧迫に抵抗するのではなく、それを取り込みながら形を崩さない、そういうことが自分には出来るようになるだろうか。
それが出来た時、きっと僕は始められるだろう。
何を?
浸透圧は今どのくらいだ?
僕はどんな形をしている?