くそったれクリーチャー

hellbeyond2006-05-25

 今朝は自分が心から忌み嫌う生き物を退治してから出勤。
 もう名前を口にするのもイヤだがその特徴をあげると、


★集団で行動する
★若いエネルギーを食い物にする
★毛並みが悪い


 あっ別に人間じゃないよ。庭の椿につくアレ。ちなみに目についたところは全部高枝切りで若葉ごと切って下水溝に流したった。
 この時期は歩いてても道端の椿が気になる。しかし余所の椿には奴らがうちほど顕著でないな。良く気にしてるのか、薬品でも使ってるのか。うちは庭に犬が居るので薬は使えぬ。
 やつらの種を残らず集め、ロケットに入れて宇宙に射出してやりたい。


 画像は本文に関連して『SF月世界探検』のムーンカーフにしたかったけど見つからないので同じハリーハウゼン製の大ダコ写真。


 そして夜。現在深夜2:00。
 今日の仕事はこの程度で勘弁しておいてやる<ありがとう。
 部屋の中にいることに何だか凄く息が詰まり、本当に息が出来なくなりそうなので、いまから夜の徘徊に行ってくる。
 最近部屋の近くに自販機が出来た。缶が110円。
 徘徊たってそこまでだが。だけれども今の自分には、どんな場所よりリアルに「行きたい場所」。 
 自転車で少しだけ走ろうかとも思ったが、思い直して歩きにする。
 今夜は風のない夜。とても静かだったから。
 自販機は更に安く、100円になっていた。
 缶を手にふと四ツ辻で立ち止まる。道が交差するその中心に立ってみる。
 ‥微風が服の裾からのぼってくる。
 ちかくで虫が鳴き始める。少し遠くで寝惚けた鴉が哭く。
 マンホールから聴こえてくる水の音。
 見える先の道に点々と灯る部屋の明かり。
 歩く人が居ない間も、道を照らし続けてくれる街灯たち。
 世界は自分の部屋だけじゃ無いし、自分は一人っきりでこの世界にいる訳じゃない。
 そして前にも後ろにも、右にも左にも、道はある。


 コーヒーを飲み終わって部屋に戻ると、二つ隣の部屋の住人も起きていることが、窓の明かりでわかった。