今日の再確認事項
今日は二本映画を観たが、その両方が満足のいく出来だった。B級作品(しかも古い)を選んだにも拘らず。
両作のポイントは、B級だが(だからこそ)つくりが丁寧なこと。
行動の理由付け、キャラの書き込み、それが出来た上でのスパイスとしての「突発性」の盛り込み。
…のような脚本上での出来もさることながら、クリーチャーが人に噛み付く瞬間、燃えていく被害者などの「決め」をきちんと画にしている。間違っても絶叫とともにカメラがパンして、壁にケチャップがぶちまけられるようなことはない。
自分の人間性を疑われるのがいやなら、恐怖映画など作ってはいけない。
今日観た作品『巨大ねずみパニック』『恐怖の火あぶり』。