『戦うパンチョ・ビラ』

hellbeyond2005-01-01

さすがに今日は映画を観ずじまい。
年末31日は『戦うパンチョ・ビラ』(’68)『ショーン・オブ・ザ・デッド』(’03)を観た。
『ショーン』は大好きすぎるので日を改めるとして、『パンチョ』である。
ブリンナー、ブロンソン、ミッチャムという三大スターを配しつつスター映画になってないのがいい。演出家の意図も明確すぎないので逆にストーリーを読まれ辛いし。最近のウー作品とかロドリゲス作品とか(『レジェンド・オブ・メキシコ』最悪‥)監督の顔が見えすぎ。映画が作り物だってあからさまに言われると萎えまする。
直接描写の戦争シーン=小手先の技巧に凝らずにそのまま見せるダイナミズムと、間接描写の陵辱シーン=“組み敷かれた女性の顔のアップに掛かるスカート”で見せる節度。
映画的ってこういうこと?