sound of the night!

hellbeyond2005-02-23


『NOTICE』はヒロイン茂本れいさんのアフレコを終え、今日から本格的な音作りに入っている。
夜が更けるのを待って、独り自室で足音、スイッチ音などを収録する。
大泉は藤沢と比べて暴走族の出現率も低いし、今現在住んでいる部屋は街道からも離れている。こういう時は誠に便利である。
極力階下の人に迷惑をかけぬよう、リノリウムの足音を録る。無心に歩く。ぺたぺたと。


勿論それだけでなく、今日も映画沢山観ました。
ロン・パールマンがヒヒと闘う『ザ・バブーン』、ブルース・リーに憧れたヒトなら涙無しには観れぬ『笑龍密使』、エリック・ストルツの限り無くデビューに近い作品『ラッキー13』、アルバート・フィニーの一世一代の名演『トム・ジョーンズの華麗な冒険』。嗚呼…観まくってるな、自分…。


『ザ・バブーン』は普通に観れるB級モンスター映画でした。モンスタースーツの出来も(普通のヒヒに見えたという意味で)いい。カイル・クーパー風味の後づけ効果が全編に渡って施されててチョットうざかったのがたまに傷か。あの35mmカメラのストップ時に生まれる効果(画面が白くフェードアウトして、動きが早くなる)、もういいよ。醒めるよ。
ロン・パールマンじゃ、素手で闘った際にどっちが猿だか解らなくなるじゃないか!と思ったがそういうこともなかった(残念)。
それより『笑龍密使』のジョニー・ユンが泣けるよ!全然似てないのにアジアンだってーだけでブルースと呼ばれ、酒場では小突き回され、部屋に帰れば壁一面のスチルやポスターで実はブルース・リーになりたかったさんだと解る。そして怒りの鉄拳を机に放って拳を痛めたりしている。…他人とは思えない。
映画自体もテキサスのカウボーイ酒場からNYの黒人バプティスト教会から色んな風俗を見せてくれる楽しいコメディ・ロードムービーになってました。教会で牧師の前に悩める人々が列を作ってるシーン、おばあさんが「病気がちで…」と相談すると「you are knockin' on the wrong door mom.(字幕は「病院に行け」)」。笑いは結構ズッカーっぽいセンスかも。


さて、明日も恐らく今日と同じパターンだな…。
音作り、頑張りまっす。