ヘンリー・シルヴァ…。

hellbeyond2005-03-21

『ラスト・ターゲット』(death command)より。
ジャージでバズーカ。
親近感丸出し。


え、で、本題です。
この日記をもともとの僕の知人としてでなく、同好の士ということで閲覧してくれている方には何をかいわんやだけれども、'80年代狂乱のビデオバブル期において、発売されたにも拘らずその凄まじい発売本数・スピードのせいで埋もれてしまった名作というものは確かに存在する。徒花、といえばいいのだろうか。
僕のように特殊な職業の余暇を生かして、学生時代と変わらぬ頻度で中古ビデオ屋採掘を続けている人間にしても、未だ販売棚でお目にかかったことがないビデオというものもある。
その中でも、『カリブ・ゾンビ』『エルゾンビ』シリーズなどはまだ心配する必要はないだろう。ある程度キャッチーな、ジャケットに載せるべき「目玉商品」が分かりやすく内包されているからだ。
ここ二・三年、'80年代には及びもつかないものの、ひとつの「ラッシュ」と呼んでいい往年の名作/怪作の発売本数の増加が起こっている(但し媒体はDVD)。
これが何時まで続くのか、また、発売されたとてその殆どは一瞬で店頭から姿を消すのだが、この問題は置いておいて、やはり上記したような売りやすい作品は真っ先にリリースされるのである。
しかし問題となってくるのは有名俳優の出演無し、スタッフたちもその後報われぬ人生を送り、ジャケット、タイトル共に地味な作品たちだ。
こういった作品たちはこのまま闇に姿を消していくのか…。
ま、誰も知らない名作をこっそり発見してほくそ笑むのが本来のマニアということになってはいる(らしい)のだが、気に入った作品を知人に広めたくなる癖を持っている自分には、やはり面白い作品は正当に評価されて欲しい、という思いがある。


ここで改めて僕の映画嗜好の方向を明示するとともに、これから先ここでレビューしていくであろう無名作品の予告にかえさせて頂こうと思う。
一応、勝手ながらジャンル付けして括らせて頂く。収集がつかないので。


老人恐怖映画
『老人殺人倶楽部』


民俗学恐怖映画
『リタン』


DNA操作済怪獣大暴れ映画
『キンドレッド』


エイリアン映画
『エイリアンスペース』


魔獣映画
『魔獣伝説ザ・セラー』『スぺクターズ 血ぬられたローマ』


ジャンル分け不能恐怖映画
『アクロフォビア』『死霊アスフィックス』『ロング・ウィークエンド』


スラッシャー映画
『SLASH』『悪魔のジャンクハンター』


幽霊映画
『ホワイト・ナイトメア』『続・悪魔の棲む家



サイボーグ映画
『ネメシス2』『サイボーグ・キラー』『ターミナル・フォース』『バーチャル・ウェポン電子の要塞』『ハードウェア』


ランベルト・バーヴァの映画(映画秘宝を中心とする評価は不当すぎ!)
『デモンズ2』『オウガー』『グレイブヤード』


以下続…。
取り敢えずパッと思い付いたもの。今日は眠いのでここまで。
あ、最近精力的にオークション出品してます。上記作品中のレアな一作もさっき出してきました。
宜しくです。
ちなみに今日の画像は早速トラックバックくれたajianのために、ン・マンタの真面目な仕事。
おやすみ〜。