PAST PERFECT

明日からの合宿免許の用意に勤しむ。
返しものをしたり、買い物に行ったり…。

その中で、実は様々な施設が未だ二日前の豪雨の影響で閉鎖されていることを知る。
南大泉の図書館はまだ水が掃け切っておらず、復旧のメドがつかないと言う。
たまに行くビデオ屋は一時店内に５０cmの高さまで水が溜り（店頭のお詫びにそう明記してあった…何か嬉しそうだなあ）、店の前に濡れたビデオの山。きっと捨てるんだろう。

この旅合宿のためにブックオフでGOING UNDER GROUNDとthe pillowsのアルバムを買う。
また高島通りにROCK何とかって服屋を見つける。結構好みのデザイン。
今度改めて行ってみることにする。

久々に今月のベストB級を更新。タイトルは『チェイサー』('97)。
まあなんと単刀直入なタイトル。内容もまんまって言えばそうだけれど。
これは『ターミネーター』の換骨奪胎ものでは今のところベストなのでは。
女の子がクラブで襲われたりといった明らかな目配せがありながら、アクション描写や細かいセリフからは禁欲的なまでにオリジナルへのリスペクト／パロディを排し、時にディックの小説を思わせる深さを見せるストーリー重視の内容は近年のCGオンリーB級SFが忘れていたもの。
何よりこういったお手軽なアクション映画（PMエンターテイメント的な）に仕立てやすい内容にも関わらずしっかりと独自のテーマ（少年犯罪とその原因）を持っており、現実の問題から逃避していないのが素晴らしい。
原題は『完璧な過去』。