海に生きる
無心になることが出来る、という料理の良さについて書いたことが、確か過去にあった。
昨晩から頭痛を訴えていた相方が朝方から臥せっており、このところ家事一切をお任せ状態になってしまっていた自分の「ゴメン」もできるってんで、夕方一杯かけてポトフとしめじ+ほうれんそうの炒め物をこさえた。
耳にはi-audio(ipod以前のHDウォークマンみたいなもん)をシャッフル設定で装着。
いつしか選んで聴くことは無くなった音楽たち・・・が、ごた混ぜになって意識の表層を洗っていく。
まるで引いては返す海の波のように、かつて繰り返し聴いた曲たちが、こびり付いた「いらないもの」を連れ去っていく。
素直になるにはこんな方法もある。
さて、本日はちょっと過去めのサスペンス『ザ・セル』を観る。
なんとも歪な本作品。なにがっちゅーと、監督はこれっぽっちも謎解きとか物語としての映像のクレッシェンド感とかに興味が無いのに、無理やりそれをやろうとして壮絶に失敗し(というか途中で放棄し)てんの。
この監督に次が無かった理由がとてもよく分かる。
本作品からはちっとも「作ることの楽しさ」や、「飛翔する想像力の限界性のなさ」を感じなかったもの。
「広大な閉鎖空間」を感じさせたハワード・ショアの音楽のみ記憶に値する。
次に観始めたオーストラリア製新作スラッシャー映画『ウルフ・クリーク』はタイトルが出るまで持たなかったよ。もう一度言うけど、監督が信じてない物語や好きでない主人公に、観客は付き合う気はないからね。
いやしかしほんと、そろそろページ左上の「今月のベストB級映画」画像を更新したい。一年以上更新してないんじゃないか・・・。それだけ良いB級を観ていないということか。
『District9』とか一生モノの作品は観たけどB級じゃないからなあ。
少し前に借りた未公開作の予告編で『プレデターズ』って噴飯モノのタイトルのが少し気になる・・・予告の映像から少しのダカスコス的かつPMエンタ的要素を感じたので。100円レンタル中の元住ツタヤで借りてみっか。
(調べたらTV映画だった・・・危ねえ)
あっそうそう!高校当時から気になってた3DOの取り込み画像ゾンビシューティングゲーム(バイオハザードより早い)、『コープスキラー』のOP映像を見た!!ヘリから飛び降り、南国の島にパラシュート降下する兵士たち・・・椰子に引っかかった兵士たちを腕が真ッ肌色のゾンビ×1が襲う!
そこでタイトルが・・・ほっほ。当時買わなくて良かった。
そして監督表記見たら秀作『チャイルド・プレイ2』のジョン・ラフィアだった。二度びっくりだよ。